245形が営業運転を開始2014/04/06 00:12

 DBはBombardier製TRAXXシリーズの電気式ディーゼル機関車245形を20両発注しているが、4月4日より245 001が2階建て客車と組んで、RE 1 Dresden - Görlitzで営業運転を開始した。

DBとSiemensがBerlinでVelaro Dを公開2014/04/05 23:48

 新型ICE-3 (Siemens製Velaro D, 407形) は2013年12月から営業運転に就いているが、4月3日に運輸大臣Alexan­der Dobrindt、Siemens AGの鉄道部門CEO Jochen Eick­holt、DB社長のRüdi­ger Grube立席の元、Berlin Hbfで公開され、Alexan­der Dobrindtが祝辞を述べた。
 Velaro Dは現在はドイツ国内で使用されているが、将来的にはフランス・ベルギーで使用される予定で、現在試運転が行われている。

ICE-TD DSB塗装で登場2014/04/05 23:35

 デンマークへの国際運用に使用されるICE-TDのうち、Tz 5506編成が3月18日よりグレーとブルーのデンマーク国鉄 DSBの塗装となり、3月24日より運用に就いた。
 ICE-TDは20編成が製作され、Tz 5503 - 5507, 5510 — 5511, 5514, 5516 — 5520の13編成がデンマーク直通のICEに使用されている。ICE-TDはDBの所属でDSBが使用料を払っている契約となっているが、デンマーク国内で使用されるも多いことから、DSBの要望で13編成のうち6編成がDSBカラーに変更されることになった。Tz 5506編成に続いて、Tz 5505編成がまもなくDSB塗装に変更される予定である。

S-Bahn Mit­teldeutsch­land用にTalent 2を追加発注2014/03/30 23:29

 DBは3月20日にS-Bahn Mit­teldeutsch­land用にTalent 2を29編成追加発注した。内訳は3両編成19本、5両編成10本で、2016年秋より営業運転に就く予定である。
 S-Bahn Mit­teldeutsch­land用には、3両編成36本、4両編成15本のTalent 2が発注されており、2013年12月より順次営業運転を開始している。

DB Regio HessenがPESAに気動車"Link"を発注2014/03/30 23:21

 DB Regio HessenがポーランドのPESAに新型気動車"Link"を発注した。この気動車は最高140km/hの性能を有し、2両編成2本 (定員100名)、3両編成7本 (定員160名) が導入される。発注総額は約3000万ユーロである。これらの気動車は2016年6月からDreie­ich­bahn (Frank­furt - Dieburg) に投入される予定である。

Stuttgart - Zürich間ICに2階建て客車編成を導入2014/03/30 23:09

 DB Fernverkehrは2017年12月からStuttgart - Singen - Zürich間のICに2017年12月より発注中の2階建て客車編成を用いることを明らかにした。この区間は以前はICE-Tが投入されていたが、ICE-Tの振子装置が使用不可能な状態になったことや編成不足から、2010年3月以降はICに変更されている。
 新たに投入される2階建て客車編成は定員465名 (そのうち1等70名)で、146.2形とセットで27編成が発注されている。

新型気動車vareoを公開2014/03/30 22:53

 1月15日、DB Regio NRWはKöln近郊で使用するディーゼル気動車"vareo"を公開した。"vareo"はAlstom製Cordia Lintファミリーに属し、2両編成のLINT 54 (622形)が18編成、3両編成のLINT 81 (620形)が38編成発注されている。最高140km/hの性能を有し、今後以下の路線に順次導入される予定である。

RE 12 Köln Messe / Deutz - Euskirchen - Gerolstein - Trier Hbf
RE 22 Köln Messe / Deutz - Euskirchen - Gerolstein
RB 24 Köln Messe / Deutz - Euskirchen - Kall / Gerolstein
RB 23 Bonn Hbf - Euskirchen - Bad Münstereifel
RB 25 Cologne Hansa Ring - Gummersbach - Marie Heath - Meinerzhagen
RB 30 Bonn Hbf - Ahrbrück

Hohen­zollern­brückeの保守工事の影響2014/03/30 22:42

 ライン川に架かるホーエンツォレルン橋 Hohen­zollern­brückeは Köln HbfとKöln Messe/Deutzの間にあり、1日1220本の列車が通過する。このHohen­zollern­brückeで3月7日から4月7日まで保守工事が行われ、3複線のうち一部の線路が閉鎖される。
 この影響で、一部のダイヤが変更される。具体的にはICE Linie-10 (Köln Hbf - Wuppertal - Hannover - Berlin)は発車時刻が10分程早められ、ICE Linie-42 (Dortmund-Köln-Mannheim-München)はKöln Hbfを経由せず、Köln Messe/Deutz経由とされ、IC Linie-32 (Berlin-Hannover-Köln-Stuttgart)はKöln Hbf・Bonnを避けて、ライン川の右岸側を経由する。
 また、S-Bahnはほぼ維持されるが、一部の地域輸送列車についても発着駅の変更が行われる。

Velaro D 407形 ついに営業運転開始!2013/12/23 23:20

 新型ICE 3 (407形)、Siemens製Velaro Dが遂に営業運転を開始した。最初の営業列車は12月21日のICE 817/810 (ケルン・フランクフルト)で、Tz 717編成が充当された。
 407型は16編成が発注され、当初は2011年末から営業運転に投入される予定であったが、様々なトラブルから大幅に遅れていた。連邦鉄道庁EBAは今回ドイツ国内での営業運転に加え、2編成併結での運転も認可した。現在までにSiemensから4編成がDBに引き渡されており、2014年までにさらに4編成が引き渡され、順次営業運転に投入される予定である。残りの8編成は当面フランスやベルギーでの試運転に用いられる。

ICE-Tのリニューアル工事開始2013/12/15 18:14

 ニュルンベルク工場で12月よりICE-Tのリニューアル工事が開始された。今回工事の対象となるのは、411形1次車31編成と415形11編成で、2015年までに3000万ユーロを投じて行われる。工事内容は座席やカーペットの交換などの内装関係の他、無線LAN対応設備の設置などが予定されている。さらに、信号システムETCS対応設備も搭載される。この工事により1等席が2席増える予定である。
 さらに、411形Tz 1129編成では試験的にLED照明が使用され、食堂車も新しい内装となる。これらの結果は、ICE-Tに続いてリニューアル工事が予定されているICE 3に反映される予定である。