高速新線Hannover - Berlin 復旧2013/12/15 17:28

 高速新線Hannover - Berlinはエルベ川の洪水でStendal - Rathenow間で冠水し、6月10日より運休となっていたが、復旧工事が完成し、11月4日より通常運行に戻った。
 こりにより、Magdeburg経由の迂回を強いられていたICE-Linie 10 (Berlin - Hannover - Köln/Düsseldorf),、ICE-Linie 11 (Berlin - Braunschweig - Frankfurt (Main) - Stuttgart - München)、ICE-Linie 12 (Berlin - Braunschweig - Karlsruhe - Interlaken)、 IC-Linie 32 (Berlin - Hannover - Köln - Mainz - Stuttgart)は高速新線経由に戻り所要時間が短縮された。
 また、運行区間が短縮されていたIC-Linie 16 (Berlin - Hannover - Frankfurt (Main))、IC-Linie 77 (Amsterdam - Osnabrück - Hannover - Berlin) は再びBerlinまでの運転となり、EC-Linie 99 (Hamburg - Berlin - Wroclaw)はHamburgまでに運転に戻された。

DB Systemtechnikに新高速試験機2013/12/15 17:44

 DB Systemtechnikはこれまで最高280km/hの性能を有する103 222を高速試験機として用いてきたが、MRCEより新たに182 506を購入した。182 506はVerkeehrsrot塗装に変更され、今後各種試験に用いられる予定である。
 なお、103 222の今後については明らかにされていない。

Rostock S-Bahnで442形がデビュー2013/12/15 17:50

 Rostock S-Bahnでは12月のダイヤ改正からBombaridier製Talent 2、442形の使用を開始する。2014年4月までに全23編成が導入され、老朽化した2階建て客車を置き換える予定である。

Velaro D ベルギーで試運転開始2013/12/15 17:58

 407形 (Velaro D)の試運転がフランスに続いて、10月1日よりベルギーでも開始された。しかし、Velaro Dの営業運転については未だ発表がない状態である。

DBがPESA製気動車を導入2013/12/15 18:09

 DBは1億2000万ユーロを投じて、ポーランドの鉄道車両メーカーPESA製の気動LLINK車を36編成導入する。20本は2両編成、16本は3両編成で、Sauer­land­の地域輸送に使用される予定である。

ICE-Tのリニューアル工事開始2013/12/15 18:14

 ニュルンベルク工場で12月よりICE-Tのリニューアル工事が開始された。今回工事の対象となるのは、411形1次車31編成と415形11編成で、2015年までに3000万ユーロを投じて行われる。工事内容は座席やカーペットの交換などの内装関係の他、無線LAN対応設備の設置などが予定されている。さらに、信号システムETCS対応設備も搭載される。この工事により1等席が2席増える予定である。
 さらに、411形Tz 1129編成では試験的にLED照明が使用され、食堂車も新しい内装となる。これらの結果は、ICE-Tに続いてリニューアル工事が予定されているICE 3に反映される予定である。

Velaro D 407形 ついに営業運転開始!2013/12/23 23:20

 新型ICE 3 (407形)、Siemens製Velaro Dが遂に営業運転を開始した。最初の営業列車は12月21日のICE 817/810 (ケルン・フランクフルト)で、Tz 717編成が充当された。
 407型は16編成が発注され、当初は2011年末から営業運転に投入される予定であったが、様々なトラブルから大幅に遅れていた。連邦鉄道庁EBAは今回ドイツ国内での営業運転に加え、2編成併結での運転も認可した。現在までにSiemensから4編成がDBに引き渡されており、2014年までにさらに4編成が引き渡され、順次営業運転に投入される予定である。残りの8編成は当面フランスやベルギーでの試運転に用いられる。