開業10周年を迎えた高速新線SFS Köln-Rhein/Main2012/08/26 16:24

 ケルン・フランクフルト間177kmを結ぶ高速新線SFS Köln-Rhein/Mainは2002年8月1日の開業から10周年を迎えた。この10年間での利用客は1億人以上に達し、現在はICEが概ね20分間隔で運転され、1日に約33000人が利用している、旅客需要は今なお増加を続けており、ドイツ鉄道の中でも最も重要な鉄道路線となった。
 この高速新線の開業により、ケルン・フランクフルト間は所要時間が従来の2時間以上から1時間程度に短縮され、さらにアムステルダムやブリュッセルなどとの鉄道アクセスも大幅に改善した。フランクフルト空港駅・ケルン間ではDBとルフトハンザによりAIRail Serviceが行われており、2011年には約20万人が利用した。また、高速新線上の途中駅Siegburg/Bonn、Montabaur、Limburg Südは1日約8000人が利用している。

103形IC 2410/2417牽引から撤退2012/08/26 16:32

 1979年当時のICを再現した客車編成で人気を集めているIC 2410 (Köln-Flensburg, 金曜運行)/ 2417 (Flensburg-Köln, 日曜運行)は往年のスター、103形電気機関車が牽引を担当してきた。しかし、これまで使用されてきた103 113 / 184 / 235の3両のうち、103 113 / 184が故障したため稼働状態にある103形は103 235のみとなったことを受け、103形はこれらのICの運用から外れることになった。
 現在は111形や120形がこれらのICの牽引を担当している。

146形32両を発注2012/08/26 16:39

 DBはBombardierに対し、146形を32両発注した。発注総額は1億800万ユーロ。2014年から納入が開始され、従来の電機を置き換え、地域輸送に用いられる予定である。